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2016年展覧会ベスト3 [アート]

1月の恩地孝四郎展に始まり12月の森栄二・京子展まで全部で74ヶ所の展覧会を見ることができました。今年も色々とハッとさせられましたねえ。それでは第3位から順に振り返ってみましょう。
第3位 黒田清輝 東京国立博物館
日本洋画のアカデミズム形成─文展・帝展の時代 1907~24の中に、丸坊主の視線の定まっていない自画像がぽつんとあったんです。これが強烈でした。泣いちゃったもんなあ。近代の超克という日本においてとても重要な問題がありますけれども、それを自画像で表現してしまったのではないかと思いました。
第2位 MIYAKE ISSEY展 三宅一生の仕事展 国立新美術館
非常にモダンだと思っていた三宅の仕事が、実は手仕事という機械に頼らない技術がないと成り立たないことに気づかされたのが吃驚でしたねえ。もしかしたら、民芸の路線の正統的な継承者ではないかとも解釈できるのではないかとも思いました。
第1位 禅 心をかたちに 東京国立博物館
臨済宗、黄檗宗が束になって、
何か?
という感じで、圧倒的でした。有無を言わさない圧巻の展覧会。ぐうの音もでませんでしたねえ。
ということで2016年も素晴らしい作品に出会えました。

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